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一粒の麦

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2011年 01月 05日

あけましておめでとうございます

すでに新年5日です。
更新が遅すぎですが、今年もよろしくお願いします。

毎年のことながら、年末年始は疲れる・・・
家の中の人口密度が高すぎる(子供が巨大化)上に、やりなれない事をするからなおさら大変だ。
その上、今年は元日が土曜で翌日が日曜だったので、連チャンで教会へ行って(初もうでではなく、元旦礼拝に行く)密度の濃い説教を聞いたものだから、3日は寝てました。読み損なったハガレン(25、26,27巻まとめて)を読みながら。

あけましておめでとうございます_d0209553_1035788.jpg
さて、クリスマスに作ったもう一つのリース。
またもや見るも無惨に砕けてしまいました。犯人は下のお面さん。

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下の息子(高一)は高校に入ってからなぎなたを始めたのですが、自前の防具をやっと買い、「わーい」とばかりに・・・ではなく、サイズ合わせその他の理由で面を着けたまま、うっかり部屋の中をウロついていて、リースを引っかけちゃったわけです。やれやれ。
ちなみになぎなたの防具は剣道と共通ですが、スネ用の防具が加わります。

この面にピンと来たら110番!



あけましておめでとうございます_d0209553_10224459.jpg


さて、kojikoさんの影響で、この冬はクロワッサンを作りまくっている私ですが(今まではデニッシュ派だった)年明け、もう作りましたよ〜
粉は鳥越製粉のフランス粉。味わいが深くて、とても美味しい粉です。
それにイーストとレーズンで起こした自家製酵母を合わせて、風味とボリュームの両方が出るよう、配合を色々ためしています。
実はこのクロワッサン、3日の午後に作り始め、夕飯前に三つ折り3回終わって冷蔵庫に入れてあったのですが、その後ついお布団に入ったら起きられず、結局、翌朝成型して9時ごろ焼き上がりでした。長男がちゃっかり焼きたてを食べてました。


あけましておめでとうございます_d0209553_10225065.jpg断面はこちら。
ちょっと横ダレするのが悩み。
もう少し断面が丸くなってくれないかな〜


うちのクロワッサンは大きめ(長い方20㎝くらい)なので、焼成時間で少し悩んでます。
どうしても中が焼きが甘めな事が多いので、途中で温度を下げて20分ぐらい焼くようにしたらようやくきれいにできました。
多くのレシピでは、12分とか15分と出ているのですが、それだと中が半透明な感じの焼き上がりで、ムチャッとするんですよ〜 ウチのが大きすぎるからなのかな、やはり。


あけましておめでとうございます_d0209553_10543725.jpg
そして、しばらく買おうか悩んでいた、ビビアンさんの本を年末買ってしまいました。
ハード系の作り方が、今まで作っていた方法と全く違ったやり方で、やや抵抗も感じたのですが、やってみると、あぁ、確かにこれもアリなんだ、と思いました。
常識を覆すような本でした。

ミキシングが非常に浅く、その分途中でパンチでグルテンをつないでいくのは不思議な感じでしたが、ちゃんとパンになってくれました。
水分の多い配合なので、クープを入れる前に表面に粉を振らないと、生地がナイフにくっついてしまう!
学ぶことの多い本です。

ネットを始めて5ヶ月、ブログを始めて1ヶ月。
今まで漫然とパンを作っていた自分に気付かされています。
心を新たに、自分への挑戦と追求をしつつ、パンを作っていきたいと思っています。

今年もよろしく〜


# by salix-kyo | 2011-01-05 11:24 | パン
2010年 12月 28日

助産院のパン教室

助産院のパン教室_d0209553_001976.jpg
先週の木、金、土は、三日連続で助産院のパン教室がありました。
メニューは、
  ・パネトーネ
  ・コルネツリー
  ・ウィーン風バトン

の3種類。普段は2種類なのですが、パネトーネは紙型に入れるだけだし、コルネツリーもお菓子系なので、食事用にウィーン風バトンを入れました。


パネトーネは紙型に入れるだけ・・・なので、簡単かと思いきや、これがなかなか色々あって・・・
紙型を大と中の2種類用意してあったのですが、大きさの違いがあまりなくて、金曜日は間違えて大の生地を中の紙型に入れてしまったり、発酵が遅くて仕上げ発酵に2時間近くかかったりと、思わぬ事態が続出でした。

助産院のパン教室_d0209553_0194395.jpg


焼き上がり〜 これは木曜日の写真ですが、この日はまだ発酵の見極めが甘く、あまり上がっていません。あと20〜30分待てば良かったのですが、どうしても焦って早く焼いてしまい、やや発酵不足の焼き上がりでした。
パネトーネは、忍耐が必要なパンでした。


助産院のパン教室_d0209553_0175413.jpg
こちらはウィーン風バトン。手前は焼く直前のコルネツリー
実は、ビゴさんの本に出ていた「プティ バゲット ヴィエノワーズ」というパンを丸写しにしようと(あまり宜しくないことを)思っていたのですが、試作してみるとやや私の好みとは違ったので、かなり配合を変えました。
なので、一応オリジナルと言えるでしょう。

ウィーン風バトンの配合
  強力粉    210g
  薄力粉    90g
  イースト    5g
  砂糖     30g
  塩        5g
  バター    30g
  卵      39g
  牛乳     171g
20分ほどよくこねて(こね上げ生地温30℃)40分一次発酵。
120g又は60gに分割して丸め、15分ベンチタイム。
麺棒で軽く伸ばして90°向きを変え、奥から巻き込み、棒状に細めに伸ばす。斜めにクープを細かく入れてから仕上げ発酵を30分とる。
焼成は170〜180℃で12分程度。

軽くて、バターと牛乳の風味たっぷりで、とてもおいしいパンです。砂糖の分量は、好みでもう少し減らしてもいいかも。

助産院のパン教室_d0209553_2359798.jpg


助産院のパン教室は、こんな感じで小さい人たちもまぜまぜ。
小さい人たちはお腹がすくのもトイレも待てないので、可能な限りそちらを優先にして、パン生地に待ってもらいます。パン生地が待てない時は(夏に多い)ゴメンナサイ! で成型やらトッピングやらしてしまいますが、なるべく丁寧にフォローするよう、心がけています。

金曜日は、幼稚園のママ友6人と幼稚園の小さいお姉さんたちと未就園児で、小さい人が大人の倍もいました。(写真撮ってる余裕なし)
でも、女の子たちは沢山いてもそれなりに収拾がつくし、幼稚園生はちゃんとお手伝いできるので、(ママ達は大変そうでしたが)総勢18人(!)でも大丈夫でした。

土曜日は日頃学校に行っている小学生も加わって、前日とはまた違った様子。何人かはサンタさんのプレゼント持参。大きいお兄さんはちょっとつまらなそうで、早々に携帯ゲームとにらめっこしてました。
土曜日の教室は働くママが多いので、みんなパワフル。「貪欲に楽しみ、吸収する」という感じです。

これが今年の仕事納め。今年もいろんなパンを作り、様々な出会いがありました。
来年も、パンを通したいい時間を共有できるといいなあ。

# by salix-kyo | 2010-12-28 01:45 | 教室
2010年 12月 23日

パンのクリスマス便

今日は、兄弟、親戚へパンのクリスマス便の発送をしました。
パンのクリスマス便_d0209553_2325911.jpg


メニューは

  ・自家製酵母カンパーニュ
  ・パンドーロ
  ・角食パン
  ・チョコロール
  ・あんぱん
  ・ベーグル(プレーン&チーズ)
  ・レーズングラニュー
  ・肉まん

我ながらよく作ったもんだわ。
ほんとは、マカロンも作る予定だったけど・・・

パンのクリスマス便_d0209553_2351827.jpg
これはチョコロールと散乱するパンの数々
奥のパンドーロとカンパーニュは、前日焼きました。
チョコロールは、どこへ持って行っても大人気です。
最近は、チョコシートがネットショップで買えるので、便利になりました。
でも、成型はやや手ごわいパンです。



パンのクリスマス便_d0209553_23839.jpg
こちらは角食と散乱するパンたち
私が写真を撮ると、どうして現場写真になってしまうんだろう・・・
takacocoさんやyummyさんを一応目指してはいるのですが。
全体に写真が黄ばんでいる。



パンのクリスマス便_d0209553_241387.jpg
あんぱんとベーグル。どっちかわかる?

計算してみたら、おおむね6㎏の粉がパンと変わって旅立ったようです。
朝8時頃から始めて、全部出来たのが3時でした。


パンのクリスマス便_d0209553_2562760.jpg


レーズングラニュー。今日はパウンド型で焼きました。
ウチ用は1.8斤ケースで焼くのですが、それだと一度に2本しか焼けないので、今日は4本焼けるパウンド型で。
レーズンが少し足りなかったので、カレンズ(小粒のレーズン)も混ぜて。
こういうパンを作る時、レーズンをちょっとぬるま湯で戻すのですが、その付け汁を天然酵母の更新のときに混ぜると、ちょっと元気がなくなっていた元種が、がぜん元気になるのです。
ダンナがボウルに入ったフシンな液体を見て、
「これ、いるの?」
いりますよ! 酵母達のドリンク剤です!

パンのクリスマス便_d0209553_315599.jpg
最後に蒸し上がった肉まんを冷ましている途中、致命的な失敗に気が付いた!
弟の引っ越し先の住所がわからない!
しかも、私はケイタイ持ってないので、携帯のアドレスもわからない。
母も叔母も出掛けているようで、家電にはでないし、母のメルアドはわかるけど、携帯番号はわからない。(考えてみるとこれもマヌケな状態だ)
母の携帯にメールを入れておき、やきもきしながらパッキングや伝票書きをしていると、5時過ぎにゼ−ハ−している状態の母から電話が。職場(近所のデイサービス)から走って帰ったらしい。
気持ちはありがたいけど、危ないよ! こけて骨折したら、骨、くっつかないんだから!

とにかく、宅急便のお兄さんが来る前に、事務作業が終わってよかった。
5時以降で、という集荷時間は、結局7時過ぎでした。あわててソンした?!



# by salix-kyo | 2010-12-23 03:36 | パン
2010年 12月 20日

昨日はクリスマス礼拝

昨日は教会クリスマス礼拝でした。
土曜日は「クリスマスの集い」、24日は「クリスマスイブ礼拝」があるのですが、私たちにとってはこのクリスマス礼拝もまた重要です。
聖歌隊の特別賛美や聖餐式、そして洗礼式がありました。
その後に、クリスマス祝会としてみんなでランチタイムなのですが、このランチに普段は付かないロールケーキが付くのです。
そのケーキを土曜に焼きました。
昨日はクリスマス礼拝_d0209553_16275840.jpg


「今年もお願いしますね★」
と言われ、気軽に
「はいっ」と答えてしまったのが、運の尽き。
よく考えたら、去年までは土曜に仕事を入れていなかったのですが、今年から第3、第4土曜日は助産院のパン教室を入れていたのでした・・・自爆・・・
なにしろ、人数が多いのです。
以前150食出たこともあって、最低ロールケーキ10本、本当は12本は用意したい。
2時過ぎに帰って、3枚スポンジを焼いては冷まし、クリームを塗って巻き込んでラップで包んで冷やすという作業を4回。
なぜ3枚づつかというと、生クリーム1本を分けるのに、3枚ぐらいが限界なのです。
プレーン生地にチョコクリーム、ココア生地はプレーンな生クリームかチョコクリーム、抹茶の生地にあんこクリームを巻き込むのが定番なのですが・・・抹茶、ないじゃん!!
しばらく製菓用の抹茶を使っていなかったので、欠品しているのに気付きませんでした・・・あぁ

そんなわけで、今年はプレ−ンな生地にあんこクリームという、やや締まらないことになってしまいました。
もちろんこんなに冷蔵庫に入るわけもなく、ベンチタイムの時に使う番重を2段重ねでベランダに置き、外気が冷蔵庫代わりです。番重の容量からすると、あと3本はいけそうですが・・・。
全部終わったのは2時(テレビ的には26時)過ぎでした。
コシがいたい。

# by salix-kyo | 2010-12-20 17:01 | 教会
2010年 12月 16日

西麻布のギャラリー

なかなかPCに触れずにいましたので(家族4人で1台のMacを奪い合っている)、ちょっと前の話題です。
日曜礼拝の後、西麻布のギャラリーEMへ、金子源さんの個展を見に行ってきました。
知り合いの写真家、永嶋さんのブログに素敵な写真が載っていたので、見てみたい! と思い、日曜の午後の強行軍でした。(私は体力があんまりないので、1日2件の外回りはけっこうつらいのです)


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これはギャラリーの入り口。
「西麻布」なんて言うと、どんなにすごい所なんだろう、と思う向きもあるかもしれませんが、割と普通の住宅地の感じです。
ご近所には格闘技の道場があったり、かなり年季の入った一戸建てがあったり、出前のバイクが走っていったり、です。もちろん、オシャレなおうちも沢山ありますが。


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このわんこは、ギャラリーの看板娘、エミリーちゃん。
今回、個展を開いている金子さんは、ギャラリーのオーナーの竹内さんとは、エミリーちゃんつながりのお知り合いだそうです。



西麻布のギャラリー_d0209553_15511517.jpg


ギャラリー内部はこんな感じ。一回り見ても、あまり疲れない分量の展示です。
金子さんの作品は、撮った写真をソフトでデジタル加工したもので、日常ありそうな光景が、鮮やかな色彩で再構成されている・・・といった感じでした。(すいません、表現力が貧弱で)


金子さんとは初対面だったのですが、とってもきさくな方で、竹内さんと3人でおしゃべりを色々しました。
その中で、竹内さんが、立体写真の雑誌(?!)を、出してきてくれました。(例の、小学○年生に付録でついてくるような)赤青のセロファンが張ってある立体メガネを通して見ると、立体的に見える、というフレコミなのですが・・・
う〜ん、確かに奥行きは見えるけど、写真の色が変になるし、ちょっとねぇ・・・という感じのモノ。
ところが、これが金子さんにストライク! だったようで、付録に興じる小学男子よろしく、あっちこっちのページを見ては、感動し、メガネを左右逆にしては、「気持ち悪い〜 引っ込んでみえるよ」と、竹内さんにメガネを渡し、(もちろん私も見ましたとも)果ては、自分の作品を見て、
「これ、立体にみえるよ!」
・・・何ですと!?

メガネを渡され見てみると、確かに言われれば、そう見えなくもないかも・・・

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味をしめた(?)金子さん、自分の作品を赤青メガネで1枚づつチェックに余念がなく、これは行ける、これはダメ、と立体対応作品の確認をしていました。


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最終的に、最も立体対応な作品は初めに見たもの、ということでこの作品の下には赤青メガネを装備していました。
今週行く人は、みんなこのメガネで見ることになるのでしょう。

金子さん、竹内さん、ありがとうございました。


# by salix-kyo | 2010-12-16 16:38 | 写真